名古屋ひんやり雪化粧 JRなど交通機関に乱れ
20日の東海地方は朝から厳しい冷え込みとなり、愛知地方気象台によると、名古屋市では氷点下1.1度を観測し、積雪も観測された。これにより、東海道新幹線や同市周辺のJRや私鉄などの交通機関にも遅れなどの影響が出ている。
積雪を観測している通勤時間帯の名古屋では、通勤途中の会社員らが滑らないように歩く光景が多くみられる。会社へ行く途中の名古屋市内の40代の女性は「ここ何日か冷えると思ってたけど、今朝は一段と冷えました。私は地下鉄なので大丈夫でしたが、JRとかは乱れてるから大変そう」と話す。 また「昨日の夜はきれいに晴れていたので、起きたらビックリ。近所の小学生の子供は雪合戦して喜んでました」と続けた。
同気象台によると、20日は冬型の気圧配置が強まるため午前中は時々雪で、山地を中心に平地でも積雪、大雪となるところがあるという。また、あす21日は冬型の気圧配置が次第に緩み、昼ごろからは晴れ間の広がる所もある予報だという。ただ、上空の気圧の谷の影響により、午後は曇りの見込みだという。