開幕1軍に残れた? メンバー当落上だった選手(3)中日の“二遊間争い”は
3月29日にレギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。各球団で開幕スタメン・開幕一軍争いが行われ、その陣容が決定した。特に開幕一軍メンバー争いは熾烈を極めていたが、チャンスを掴んだ者、二軍スタートとなった者で明暗が分かれた。ここでは、開幕一軍の当落線上だった選手を紹介したい。
辻本倫太郎(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:168cm/73kg ・生年月日:2001年8月11日 ・経歴:北海高 – 仙台大 ・ドラフト:2023年ドラフト3位 チームの最重要課題を解決すべく、ドラフト3位で入団した辻本倫太郎。オープン戦では思うような活躍ができず、開幕一軍入りは当落線上となっていた。 仙台大では2年春に遊撃のレギュラーに定着。3年時から大学日本代表に選出されるなど、世代を代表する内野手となった。迎えた2023年ドラフト会議で、二遊間に課題を抱える中日ドラゴンズから3位指名を受けてプロ入り。 春季キャンプから一軍メンバーに抜擢されるなど大きな期待がかけられたが、オープン戦ではスタメン出場の機会を得るも、13試合出場で打率.192(26打数5安打)とアピール不足に終わった。 チームは立浪和義監督の発言通り、クリスチャン・ロドリゲス、田中幹也が二遊間で開幕スタメンに。 バックアップもバットで結果を残した村松開人や経験豊富な山本泰寛らが一軍争いを勝ち抜き、辻本は二軍スタートとなった。
ベースボールチャンネル編集部