石破首相は「ボコボコに言われる」自民党の両院議員懇談会の「試練」を岩田明子氏が指摘
元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子氏が1日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。衆院選での自民、公明両党の与党過半数割れした石破政権について「試練」について解説した。 【写真】元グラドル森下千里氏は初当選に安堵、深々と支援者に頭を下げる 石破首相は政権維持を目指し、国民民主党の取り込みに懸命だが、「少数与党」に転落した自民党は、野党の協力なしに国会運営はままならない状況だ。今後の石破政権について岩田氏は「イバラの道だと思います」と断言した。 キャスチングボートを握る国民民主党と政策協議で合意したが「とにかく政策を遂行するのにその都度、その都度、協議していかなければいけない」と説明し、「国民民主党の気持ちがパッと変わって、(野党側から)不信任決議案を突きつけられたら、それまでです」と解説した。 自民党総裁でもある石破首相が党内をまとめることができるかについて、岩田氏は「これはたいへんですよ」と前置きし、衆院選での敗北などについて総括するため、7日にも開催される自民党の衆参両院の議員を対象とする両院議員懇談会で石破首相は「たぶんここで、ボコボコに言われるでしょう。自分のどこがダメだったのかを真摯(しんし)に聞いて、それでも協力してくださいと言って、党内をまとめて野党との協議に向かうしかない」とイバラの道を指摘した。