パラソルの骨も…「環境考えたい」世界海洋デーにダイバーが水中清掃
本格的な海水浴シーズンが始まるのを前に和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で、地元ダイバーらが水中を清掃した。 【写真】引き揚げられた水中のごみ=2024年6月8日午後1時59分、和歌山県白浜町、勝部真一撮影 国連が定めた「世界海洋デー」の6月8日に合わせ、地元ダイビングショップ「ミスオーシャン」が呼びかけて開いている。2018年を最後に中断していたが、6年ぶりに10回目の開催となった。 この日は好天にも恵まれ、地元ダイバーや10店を超える大阪や兵庫のダイビングショップの参加者ら約150人が水中に潜り、海底のごみなどを拾い集めた。白良浜は5月3日に海開きをしていて、親子連れらが海水浴を楽しんでいた。 シーズン前ということもあり、ごみは少なかったが大型のプラスチック容器やパラソルの骨なども引き揚げられた。 参加者らは「環境のことを考えながら潜りたい」「多くの人に快適に海水浴を楽しんでほしい」などと話していた。(勝部真一)
朝日新聞社