【巨人】大城卓三、復活V弾!球団1万試合目飾った 坂本勇人は歴代12位の通算2372安打
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7―4ロッテ(6日・東京ドーム) 2リーグ制後、球団1万試合目(ここまで9999試合で5511勝4154敗334分け)のメモリアルゲーム。巨人・井上温大投手が今季2度目の先発で、7点の援護をもらい7回途中まで投げ8安打3失点で2勝目を挙げた。巨人は交流戦3カード連続の勝ち越しを決めた。 【動画】復活!大城の豪快3ラン! 井上は2回、先頭のポランコ外野手に中前打、2者連続三振のあと、田村龍弘捕手に左前打を許し、2死一、二塁とされたが、西野勇士投手を見逃し三振。4回、5回、6回は走者を出したが、後続を打ち取った。 巨人は2回、坂本勇人内野手が四球、立岡宗一郎外野手が右前打で続いた1死一、二塁の好機に、捕手としては4月29日のヤクルト戦(東京ドーム)以来となる「7番・捕手」でスタメン出場した大城卓三捕手が、ロッテ先発の西野勇士投手投手のストレートを右翼スタンドに運ぶ1号3ラン。スタメンマスクでの起用にこたえる先制弾で、ベンチで出迎えた阿部慎之助監督とハイタッチを交わした。 巨人は4回に追加点。岡本和真内野手、坂本が連続三振での2死から立岡が三ゴロ一塁悪送球で出塁し、すかさず二塁盗塁。2死二塁となったところで、第1打席で先制の1号3ランの大城卓が、中前にタイムリー。2死から相手のミスに乗じて1点を加えた。 巨人が6回にも追加点。先頭の岡本和真内野手が左前打、坂本勇人内野手が落合博満氏を抜く通算2372安打、歴代12位タイとなる右前打を放ち無死一、三塁とすると、立岡宗一郎外野手が詰まりながら左前に落ちる適時打を放ち、岡本和がかえり5点目。 大城卓は四球を選び無死満塁とチャンスが続き、門脇誠内野手が遊飛、井上温大投手は空振り三振に倒れたが、丸佳浩外野手が右前に2点タイムリーを放ち、リードを7点に広げた。 大量リードをもらった井上はこれまでの最長イニング6回を更新する7回のマウンドにあがり、2連打で無死一、二塁とされ、2者を空振り三振に仕留め2死まできたが、友杉篤輝内野手に中前タイムリーを許し1失点。ここで降板となった。 2番手で大江竜聖投手が登板したが、高部瑛斗外野手に左前打され2死満塁とピンチが続き、ソト内野手の左翼線の走者一掃の二塁打でこの回4点目。大江はポランコ外野手に四球を与えたところで交代となり、3番手で泉圭輔投手が登板。代打・角中勝也外野手を遊飛に抑えた。 8回は西舘勇陽投手が登板し3者凡退。9回も守護神・バルドナード投手が3人でピシャリと抑え、逃げ切った。
報知新聞社