自営業の夫が死亡しても、52歳の妻の「遺族年金」はまさかの“ゼロ円”!? 保険料を払っていたのになぜ? その理由を解説
遺族基礎年金の受給金額
要件を満たした人に支給される遺族年金の受給金額は2024年度は一律で年間81万6000円で、そこに子どもが1人増えるごとに年金が加算されます。 【遺族基礎年金の支給額】 ●基本額:81万6000円(2024年度) ●子ども1人目:23万4800円 ●子ども2人目:23万4800円 ●子ども3人目以降:各7万8300円 例えば、夫が自営業者で年金を納めているときに亡くなり、生計を維持されていた52歳の妻に18歳未満の子どもが2人いる場合、妻が受け取れる老齢基礎年金の金額は次のとおりです。 81万6000円+23万4800円+23万4800円=128万5600円
まとめ
遺族年金は亡くなった遺族の生活を支える大切な年金です。万一のときには頼りになりますが、受給には要件があります。今回は遺族基礎年金について解説しましたが、会社員の場合の遺族厚生年金の受給要件は遺族基礎年金とは異なります。 もらえると思っていたらもらえなくてがっかりということにならないよう、事前に要件を確認しておきましょう。 出典 日本年金機構 遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部