貯めたポイントはどう使う? 「お金」として育てていく「ポイント投資」をプロに聞きました
証券会社のポイントサービスの利用でポイントの二重取りも可能に!
証券会社のポイント投資サービスは、SBI証券のような国内株式の売買手数料が無料、最低100円から投資できるのも魅力ですが、国内株式、投資信託など取引することでもポイントが貯まります。 貯まったポイントは買い物など日常生活にも、投資にも使うことが可能です。SBI証券の場合、自身で設定したメインポイントが貯まり、クレジットカードの日常利用でもポイントが貯まるので、ポイントの二重取りが可能になります。 「証券会社には各社様々なサービスがあり、自身に見合った証券会社を選ぶことが基本ですが、初心者の方は使いやすさと、そこでしか買えない銘柄のラインナップが選ぶポイントになるでしょう」
リスクがあることもしっかり頭に入れて!
ポイントを使った投資とはいえ、投資には元本割れや資産が目減りするリスクがあります。 「投資をする目的は人によって様々です。大きな買い物をしたい、旅行に行きたいという方もいますし、老後のための資金作りという方もいます。 しかし預金とは違う、投資ならではのリスクがあります。貯まったポイントをうっかり失効させてしまうくらいなら、今使う必要がない、余っているポイントを将来のために金融商品に換えるという感覚で行うのが良いかと思います」 ポイントは現金と同様の価値がありますが、あくまで“おまけ”です。ポイント投資のために何枚ものクレジットカードやペイサービスに手を広げると、管理が難しくなりポイント自体も貯めにくくなってしまいます。ポイント投資はあくまで余ったポイントの使い道のひとつとして捉え、賢くポイ活をしたいですね。
【教えてくれた人】
稲場浩紀さん SBI証券 戦略事業推進部 兼 サービス開発部 部長。2級ファイナンシャルプランニング技能士、経営学修士(MBA)。アライアンス企業と協業しSBI証券とシナジーのあるサービスを創出(クレカ積立、ポイントプログラム導入)・ビジネスの上流工程を整理する戦略事業推進部に所属。担当するサービス開発部はSBI証券リテール関連全般のシステム開発を一括して管理している。 取材協力:SBI証券 取材・文/阿部純子
kufura編集部