「北海道の品を全国へ」OIC社の戦略 地元スーパーは…札幌市北区に北海道内初の「ロピア」開店 (後編)
HTB北海道ニュース
(以下の記事は、VTRでは9分45秒ごろからになります。) ロピアの北海内に進出は 単に店を増やすだけの目的ではないようです。 ■ロピア相川博史取締役: 「函館の農家の商品を北海道だけではなく関西とか九州に送って、そこの競合と違う商品を置けるのも魅力かな。」 OICグループでは、道内に店舗を増やすのと並行し北海道の商品を全国に広めることも手掛けていきたいとしています。 ロピアの北海道進出をきっかけにOICグループに仲間入りをしたのが「北海道千歳ハム」です。 こちらの工場では、およそ400種類のソーセージやハム、ベーコンをはじめとした畜産加工品を製造しています。 ■北海道千歳ハム佐藤勝紀取締役: 「北海道の地場の食材を探されていると聞いていまして素晴らしいチャンスだと考えています。」 これまでロピアが手掛けていなかった商品も多く「北海道千歳ハム」の商品が今後、道外のロピアでも販売されていくといいます。 ■依田英将・アナウンサー: 「ロピア屯田店、道路をはさんですぐ隣には地場のスーパー、北海市場があります。ロピアと競合となるのが、北海市場屯田店です。」 ロピアでは手掛けていないサービスとして今年9月にネット宅配を始めました。 もともとは閉店したイトーヨーカドーが手がけていて、買い物客からの要望もあったといいます朝10時までに商品を注文すると、その日の夕方5時までに自宅前などの専用ロッカーに届けてくれます。 ■北海市場・屯田店斉藤亮彦・店長「目標としていた会員数も順調に伸びていまして商品の登録数増やしながら準備を進めていきたいと思います。 」斉藤店長は、さっそくロピアに行ってみたそうですが、そこで感じたのは相手の強みだけではないようです。 ■北海市場・屯田店斉藤亮彦店長: 「お客様も大型パックで安く買えるのはロピアさんだと思うんですけれど/私たちの強みとしている鮮魚の生魚の種類は、私したちのほうが多いのかな/注目を浴びているスーパーではあると思うのでいろいろな所から、屯田という地区に集まることは、わたしたちにもプラスになるのかなと思います。」
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