写真：Impress Watch

横浜市交通局は、12月4日から横浜市営地下鉄の全40駅でクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験を開始する。対象路線はブルーライン・グリーンライン全駅。設置した専用リーダーにタッチ決済対応のカードやスマートフォンをかざすことで、改札を通過できる。 【この記事に関する別の画像を見る】 クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードや、それらのカードを登録したスマートフォン等を自動改札機の専用リーダーにタッチするだけで乗車可能。ICカードへのチャージやきっぷの購入が不要となり、利便性が向上する。首都圏・東日本の地下鉄でこのクレジットカード等のタッチ決済が導入されるのは初。 乗車運賃は大人のICカード運賃と同額。専用リーダーは各改札口に1台ずつ設置される。対応する決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardは今後追加予定。 実証実験には、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACも参加する。三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用している。 なお、実証実験期間は'27年度末までを予定する。