“大人AKB48”の塚本まり子さん 「握手会は心配 会いにきてくれるのかな?」
普通の専業主婦がある日、突然アイドルに……。アニメや映画、ドラマの世界ならいざ知らず、この現実社会でそんな奇跡に巡り合ったのが、首都圏在住の2児のママでもある塚本まり子さん(37)。アイドルグループ「AKB48」が、30歳以上の女性を対象に募集した「大人AKB48」のメンバーだ。応募総数5066名の難関を突破し、“魔法の砂時計”を手に入れて「AKB48」に加入した平成のママドルを独占直撃した。
――「大人AKB48」に選ばれた率直な感想は? 本当に信じられなくて、まだ完全には信じきれていなくて、夢の中にいるようです。 ――そもそも「大人AKB48」のオーディションを受けようと思ったキッカケは? “ママ友”のお家に遊びに行っている時に勧められて。その場で、携帯電話で写真を撮って頂いたのがキッカケでした。 ――過去に芸能界やアイドルを目指したことは? 子供の頃、女優さんとかに憧れはありましたけど、実際に目指すということはなかったですね。 ――以前から「AKB48」は知っていた? 「AKB48」という存在は知っていましたけど、メンバー全員の名前は正直、分からなかったです。曲についても、よく流れている有名な歌のサビの部分を口ずさめるくらいでした。 ――オーディションに合格する自信はあった? まったくなかったです。最後の審査がダンスと歌だったんですけど、ダンスの振り付けも間違えてしまったし、歌も音痴でしたし。工藤静香さんの「嵐の素顔」を歌ったんですけど、もう最初から音程をハズしてしまって、緊張のあまり声も出なかったですし。どうやって歌ったのか、ちゃんと歌っていたのかの記憶がなくて……。 ――現在もレッスンに励んでいるが、元々ダンスの経験は? 5歳の頃からクラシックバレエをやっていました。でも、元々体が硬くて、バレエをやめたら、みるみる体がカチカチに戻ってしまって。バレエをやめてから20年近くが経ちますし、ヒップホップのような最近のダンスは難しいです。 ――歌の方の練習は? 歌はオーディションを受ける前に、1度だけカラオケに行って練習したのですが、今は子育ての最中なのでなかなか行けなくて。もう少し子供が大きくなったら、一緒に行けるかもしれないのですが……。