“大人AKB48”の塚本まり子さん 「握手会は心配 会いにきてくれるのかな?」
――37歳にしてアイドルになるわけだが、家族の反応は? 主人もビックリし過ぎて、はじめは実感がなかったみたいです。メールで「大人AKB48に選ばれたよ」というメッセージを送った時も、家に帰った時も、「スゴいね!」というのではなく、「うん、お帰り……」みたいな静かな反応でした。子供はまだ小さいので、よく分かっていないと思うのですが、CMを見たら「ママだ!」って驚くと思います。 ――確かに自分の妻がいきなりアイドルになると言われても、実感はないかもしれない。 でも、最近は主人が家で上の子供に「ママ、AKB48って言ってごらん」っていっぱい仕込んでいます(笑) ――ダンナさんも喜んでくれているんですね。今後は子育てとアイドル活動との両立になるが? 主人も「頑張ってね!」と応援してくれていますし、大変なこともあるとは思いますが、“ちょっと”ではなく“だいぶ”協力してもらいながら、やっていこうと思っています。 ――「AKB48」には研究生も含めると12歳のメンバーもいるが、上手くやっていけそう? そうですよね。お母さんが37歳というメンバーもいるでしょうし(笑) 人生では先輩ですけど、芸能界では私の方が後輩じゃないですか? ちょっと複雑な部分もあるのですが、可愛い女の子は好きなので。兄弟のような、親子でもいられるような関係を築いて、お互いに楽しくやっていけたらと思っています。 ――ダンスを教えてもらうかわりに、勉強を教えてあげたり? 勉強は私も苦手なので、ちょっと教えてあげられないかもしれないですけど、料理とか家事とか……。 ――「AKB48」といえばファンとの握手会もある。 まず、ファンの方が来てくださるのかが心配です。きっとファンの方は、カワイイ10代や20代の「AKB48」のメンバーの方を応援しているじゃないですか。ちょっと冷静になったら、「37歳のメンバーに会いに来てくださるのかな?」という疑問が頭に思い浮かびました。 ――不安も大きいと? そうですね。でも、本当にこんなチャンスが巡って来たのは、信じられないことなので。頂いた貴重な期間の中で、これまで味わったことのない経験を前向きに楽しんで、そして色々なことを学んでいけたらいいなと思っています。