好きなアイドルの「推し活」でボディコンテスト出場決意の27歳 「筋肉量×しなやかさ」のボディでプロ戦初優勝に輝く
7月27日(土)、ひの煉瓦ホールにて『SUMMER STYLE AWARD JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』が開催され、駒井亜紀(こまい・あき/27)さんがベティ部門でグランプリの称号を手にした。同団体へのコンテスト出場歴は複数回あるものの、BETTY部門でのPRO戦は初挑戦であった今大会。グランプリ獲得の裏には、BETTY部門で求められる『筋量×女性らしい身体』のバランスをどうするべきか考え抜き、実行に移す努力があった。 【写真】駒井亜紀さんの全身マッスルビキニボディ
「今大会は下半身の絞りと肩の強化を意識しました。これまではひたすら高重量を扱うトレーニングを重ねてきたのですが、今回は軽い重量で多くの回数をこなすトレーニングに切り替えました。例えば、45°のレッグプレスは重りのない状態で30回を十数セットやってみたり。レッグプレスやブルガリアンスクワットも同様に、低重量・高回数でメニュー構成をしました」 仕上がりをアップデートするために練習メニューも工夫を凝らした駒井さん。今まで行っていなかった新メニューも積極的に取り入れた。 「肩のトレーニングではドロップセットを取り入れました。ショルダープレスではフロント・サイド・リアとそれぞれの箇所に効かせるトレーニングを。その後、レイズ系の種目も同様の3箇所に効かせます。特にサイドレイズでは、10kg/5kg/2kgを重い重量から順に20回ずつ行いました。もちろん、この間のインターバルは設けないので合計60回を連続で行なうということです。非常に辛い練習ではありますが、カット・立体感ともに増した感覚はありました」 トレーニング歴は今年で4年目となる駒井さん。コンテスト出場を目指したきっかけは好きなアーティストの『推し活』がきっかけであった。 「私はトレーニングを始める前からずっと『THE RAMPAGE』というグループの武知海青さんの大ファンで。武知さんは2019年に開催された『ROOKIE CHALLENGE CUP スタイリッシュガイ部門』で総合優勝をしていたんです。そこで、”私もサマスタに出場したら武知さんに会えるかもしれない!”と思い、コンテスト出場を本格的に目指すようになりました」 その後、駒井さんの『推し』である武知海青さんのサマスタ出場はないため、”会場で出会う”という夢は叶えられていないものの、今では心からサマスタが大好きだと『サマスタ愛』を笑顔で語る。
「トップで活躍されている選手の方々や講師の先生方も素敵な方しかいなくて。今もなお、日々、サマスタの魅力に引き込まれています。これからは大好きなサマスタのポスターに顔を並べ、”サマスタの顔”の一員になれるよう頑張っていきたいです!」 推し活から始まったサマスタの縁は、彼女の人生を変える運命的な出会いであったに違いない。
取材:池田光咲 撮影:夏目英明