玉子炒飯、大食堂的ファミレス…原宿・神宮前「ハラカド」は新たな “まちの食堂” だ
原宿・神宮前エリアにオープンした新たな創造施設、東急プラザ原宿「ハラカド」。ここでしか体験できない価値を提供する場所として、クリエイターズプラットフォームや体験型メディア、個性豊かな店舗を全フロアに取りそろえた。そんな「ハラカド」の見どころを「TOKYO HEADLINE」がフロアごとに紹介する。今回は〈原宿のまちの食堂〉編。 【写真】青椒肉絲ナポリタン、FAMiRESプリン…「ハラカド」5階・6階のおいしいもの
〈5階〉
5階・6階は “原宿のまちの食堂” として、町中華からスイーツまで原宿らしい多様な22店舗がそろう。5階「紫金飯店」は昭和41年創業の長年原宿の街に愛され続けてきた老舗。名物の「玉子炒飯」やまかないから生まれた「青椒肉絲ナポリタン」、麻婆豆腐丼、焼餃子などメインからサイドメニューまで町中華好きにはたまらないメニューばかり。
「FAMiRES(ファミレス)」は、ミシュランガイド東京5年連続掲載で知られるレストラン「sio」が提案する “新時代のファミリーレストラン”。ファミレスの定番メニューであるハンバーグやオムライス、ナポリタン、プリン、クリームソーダなどをアップデート。どこか懐かしくも新しい “デパートの大食堂” 的な雰囲気がうれしい。
「まぐろ問屋 恵み」は、“まぐろ問屋が手掛けた、織人(しょくにん)握りのお寿司” がコンセプト。こだわり抜いたまぐろと四季折々の旬、相模湾近海の鮮魚にこだわり、お寿司はすべて店内で職人が握っている。おすすめのメニューは7貫プラス巻物の「まぐろの恵」や「三崎めばちまぐろ四天王」4貫など。
建築家の隈研吾氏デザインの内装が目を引く「トーキングゴリラ」は、ローストチキンと焼き鳥をメインにしたスタンディングバル。吉祥寺のハモニカ横丁で13店舗を運営するビデオインフォメーションセンターが手掛け、店内には昭和のレコードやDJブースなどがそろうカルチャー色の強いお店だ。
大衆イタリアン酒場「TOKYO MEAT 酒場」は、イタリアの “21番目の州” をイメージし、イタリア料理の技法と国産食材や調味料を組み合わせた “東京イタリアン” なメニューを展開。季節の食材とイタリアの技法で生み出した「旬のおばんざい4種盛り合わせ」や「ラム挽肉のイタリア水餃子」、「ハーブオイルで仕上げる炙り寿司」など、ひとひねりあるメニューがずらり。