日テレ、「24時間テレビ」のメインパーソナリティー廃止など来年も踏襲するかは「何も決まっていない」
日本テレビは28日、東京都内で定例会見を開催。番組テーマが「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」になり、メインパーソナリティーを廃止するなど、形を大きく変えて今夏に放送した「24時間テレビ」に関して、来年も番組内容を踏襲するか問われた福田博之副社長は「現時点では何も決まっていない」と回答した。 同番組をめぐっては昨年11月、系列局の元男性幹部による寄付金着服問題が発覚。今年の寄付金総額は歴代4位の約15億1095万円にのぼり、嵐がメインパーソナリティーを務め、約15億5000万円が集まった2019年以来5年ぶりに10億円を超える結果に。石澤顕社長は「大変厳しい環境下で多くの人たちが協力してくださった」と感謝した。 来年も番組内容を踏襲するかについて、福田副社長は「今年の総合演出と担当を変えることは決めているが、来年を担当するプロデューサー、演出が一生懸命考えているところです」と説明。「踏襲するところはするし、新しいものも考えてくれると期待して待っています」と述べた。