大雪の影響 国重文指定の神社がピンチ “除雪ボランティア”を募集
青森朝日放送
大雪の影響で、国の重要文化財に指定されている弘前市の神社がピンチです。雪で建物が危険な状態にあることから、除雪ボランティアを募集しています。 岩木山の裾野にある高照神社。建物が国の重要文化財に指定されていて、その拝殿と本殿の屋根の雪が1メートル以上積もった状態になっています。 【高照神社運営検討委員会 葛西修造会長】 「よくもっているなと思います、つぶれないで」 高照神社には、常駐の神職がいないため地域住民が神社を守っています。大雪の中、何とか参道は確保しましたが、屋根の雪までは追いつきません。住民の高齢化もあり、雪片付けがままならない状態です。 【高照神社運営検討委員会 葛西修造会長】 「ここが一番傷んでいるところなんです」 「はりが外れそうになっています」 本殿につながる渡り廊下では、すでに影響が出ているところも。 【高照神社運営検討委員会 葛西修造会長】 「ご覧の通り大変な雪ですので、ぜひ心ある方、ボランティアとしておいでいただければと思っております」 高照神社の一斉除雪は12日の午前8時からを予定しています。詳しくは、葛西会長までお問い合わせください。