【アストロズ8－2ロッキーズ】＠エスタディオ・アルフレッド・ハープ・ヘルー

5回2失点で今季初勝利を挙げたアストロズのフランバー・バルデス（MLB Advanced Media）

　日本時間4月29日、アストロズはロッキーズと対戦する「メキシコシティ・シリーズ」2連戦の最終戦を迎え、2対2の同点から2本のソロアーチでリードを奪うなど、8対2で勝利。「メキシコシティ・シリーズ」を2戦2勝で終えた。故障者リストからの復帰後、初めての登板となったアストロズ先発のフランバー・バルデスは5回5安打2失点で今季初勝利（0敗）をマーク。ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーは3本のアーチを浴びるなど、7回6安打4失点で2敗目（0勝）を喫した。 【動画】アストロズのホセ・アルトゥーベが勝ち越しの7号ソロを放つ（MLB.comより） 　標高2200メートルを超える高地で行われている「メキシコシティ・シリーズ」2連戦の第2戦。アストロズは初回にヨーダン・アルバレスの犠飛とカイル・タッカーの7号ソロで2点を先制した。2回裏にショーン・ブシャードのタイムリーとジェイコブ・ストーリングスの犠飛で追いつかれたが、3回表にホセ・アルトゥーベの7号ソロですぐさま勝ち越し。4回表にはジェレミー・ペーニャにも3号ソロが飛び出し、一発攻勢でリードを広げた。 　試合はそのまま終盤に突入し、8回表にはロッキーズのリリーフ陣を攻め、アレックス・ブレグマンのタイムリー、ヤイナー・ディアスのタイムリー二塁打などで一挙4点を追加。バルデス降板後はラファエル・モンテロ、ブライアン・アブレイユ、ライアン・プレスリー、ジョシュ・ヘイダーと勝ちパターンのリリーバーを投入し、8対2で勝利した。ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズが相手とはいえ、今季3度目の2連勝。ここまで9勝19敗と大きく出遅れているが、「メキシコシティ・シリーズ」での2連勝をきっかけに浮上していけるか注目だ。