【巨人】阿部監督「すごく大きな3連勝」 2位広島を3タテでゲーム差4に広げる 3戦全てでマルチ安打の坂本に「体力の持つ限り使いたい」
◇プロ野球セ・リーグ 巨人5―0広島(12日、マツダスタジアム) 2位広島を3タテし、ゲーム差を4に広げた首位巨人。阿部慎之助監督は「すごく大きな3連勝だった」と話し、試合を振り返りました。 【画像】采配を的中させた阿部慎之助監督 2回に2アウト3塁のピンチの場面で菊池涼介選手への申告敬遠や、8回には回またぎで大勢投手を登板させるなど、采配が的中。「選手が応えてくれたので。最後はミスも出ましたけど、丸がカバーしたりとか、そういうので勝てました」と話しました。 先制の起点になる2ベースを打った浅野翔吾選手について「若いですけど、失敗を恐れずに思い切ってやれというのは言っているので。それに応えてくれて素晴らしい活躍をしてくれたな」と評価しました。 また広島との今カード3試合全てでマルチ安打を記録した坂本勇人選手について、「今、彼は1番ヒット打ってる人ですから。困った時のベテランということで。体力の持つ限り使いたい」と信頼を寄せました。 そして先発の戸郷翔征投手は3点リードの6回に1アウト満塁のピンチを背負うも、2者連続三振で6回無失点の好投。 11勝を挙げた右腕を「1点でも取られていたら全然流れが変わってたと思う。そこを抑えてくれて、とてもナイスピッチングだった」とねぎらいました。 最後に「この3連勝を無駄にすることなく、明日からまたその日その日、勝つためにみんなで頑張りたい」と意気込みました。