【実話】放置子「お母さんまだかなぁ」と帰りを待ち続ける5歳の娘!?不倫で家事や育児を堂々と放棄する母親【著者に聞く】
山野しらす(@shirasu00mori)さんは、SNSやブログを中心に実話に基づく漫画をいくつも公開している。2024年6月まで投稿していた「私が放置子だった頃の話」は、知人の実体験を基に描かれており、話題になっている。今回は放置子がスーパーなどで母の帰りを待つエピソードを紹介するとともに、2児の母でもある山野しらすさんに本作に登場する母の印象などについても聞いた。 【漫画】本編を読む ※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。 しおりちゃんの母はマサ君という男と長年不倫をしていて、よくのろけ話も聞かされた。一方実の父と母は驚くほど仲が悪く、毎日のように父の悪口を聞いて育った。 母とマサ君は仕事が終わるとパチンコ屋でデートをすることが多く、しおりちゃんも渋々連れて行かれた。けれど、子供は店内に入れないため、車の中で菓子パンを食べながら待つこともあったという。 別の日、保育園の帰りにとあるスーパーへ連れて行かれ、母からお金を渡されて「好きなものを買って食べなさい」と言われて放置されることも。幼い子が長時間一人でいる姿が目立ってしまい、しおりちゃんは少しずつ周りの注目を集めてしまう。 騒ぎになると母が怒ることを恐れたしおりちゃんは、母が迎えに来るまでトイレで隠れることに。マサ君と素敵な時間を過ごした母は、夜遅くになってやっと迎えに来てくれた。帰宅したときには23時を過ぎていて、しおりちゃんはお風呂にも入らず寝てしまう。 そんな母と父とはよく喧嘩をして、しおりちゃんは耐え切れずに泣き叫ぶ日々が続くのであった。 ――不倫してしおりちゃんを放置子にするお母さんについて、どう思われますか? 不倫もあり得ないし幼い子を放置するのもあり得ないし、許しがたいなと思います。ただ、本人にまったく罪悪感がないらしく…。こういった人は一定数存在するんだろうなとゾッとします。 ――本作で描かれている話以外に放置子に関する余談があれば、お聞かせください。 知人の話なのですが、子どもと同じ小学校の下級生が放課後「トイレを貸して」と言って家に入り、そのままリビングに居ついてしまい困っているという話を聞きました。受け入れる側もなかなか対処に困りますよね…。 本作は放置子の視点からストーリーが展開していき、母の不倫など大人の事情で放置子になってしまった娘のリアルな現状を描いている。興味がある人は、この機会にぜひ読んでほしい! 取材協力:山野しらす(@shirasu00mori)