今季37試合の出場に終わった広島田村俊介外野手（21）が6日、明日7日から始まる「みやざきフェニックスリーグ」に参加するため、宮崎県日南市入りした。 今季は開幕前に侍ジャパンに選出されるなど大きな期待を背負ったが、2度の2軍降格を味わうなど不本意なシーズンとなった。それでも、3度目の昇格となった9月23日以降は同26日ヤクルト戦から5日の最終戦まで全8試合に先発出場。2戦連続打点でシーズンを終え「感覚でたまたまできていたことが、意識しないと続かないことを知れた。自分の引き出しが増えたなと感じました」と振り返る。 シーズン最終戦終了後、新井監督は「強いチーム、強い選手を育てていきたい」とファンに宣言した。再びゼロからレギュラー取りに挑む田村も「フェニックス（リーグ）でいろんなことに挑戦したい。キャンプが終わるまでしっかりバットを振りたい。振っていろいろ覚えていきたい」と表情を引き締める。もっと強くなるために、バットを振って、振り続ける覚悟だ。
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