片岡愛之助、笑福亭鶴瓶と同級生役を演じ「一緒に歌わせていただいて、楽しく収録しました」<怪盗グルーのミニオン超変身>
映画「怪盗グルーのミニオン超変身」(全国公開中)の初日舞台挨拶が7月19日に行われ、吹き替え声優を務めた笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、山田杏奈、児玉すみれ、松本梨香、三木眞一郎、小林ゆうが登壇した。 【写真】大きなミニオンケーキに注目する笑福亭鶴瓶、山田杏奈<怪盗グルーのミニオン超変身> ■「怪盗グルー」最新作にはグルーの同級生で“因縁の相手”が登場 同作は世界的な人気を誇る「怪盗グルー」シリーズの最新作。新たな家族“グルーJr.”を迎え幸せな日々を送るグルーたちを、グルーの高校時代の同級生で因縁の相手・マキシムが狙う。グルーたち家族は身分を隠し新たな町に移るが、グルーは隣人の少女・ポピーに正体を見破られてしまう。一方、グルーに仕えるミニオンたちはボスを守るため特訓の末にスーパーパワーを手に入れ、制御不能ヒーロー・メガミニオンへと変身する。 ■笑福亭鶴瓶、「怪盗グルー」シリーズで7年ぶりにグルー役を演じる イベントに登壇したグルー役の鶴瓶は、「7年間空いていましたから、もうないんかなと思っていたんですよ」と切り出す。2015年、2022年にスピンオフ「ミニオンズ」シリーズが公開されているが、「怪盗グルー」シリーズとしては2017年以来の新作。「この声を聞いてもらうと分かると思うんですけど、スタジオにこもって『ワーッ!』って言っていたらこんな声になってしまいました…元々こういう声なんですけどね(笑)」ととぼけて見せ、会場を沸かせた。 そのグルーを狙うマキシムを演じた片岡は、キャラクターに合わせて虫色のスーツとサングラスを用意し、“マキシムルック”で登壇。役柄を振り返り「今回はグルーの高校時代の同級生という役で、鶴瓶さんと同級生というのはどういう感じなのかなと思っていました(笑)」と当時の心境を明かすと、「劇中ではアクションや歌もあって驚きつつ、オファーを受けたときは歌うと聞いていなかったのですが、鶴瓶さんと一緒に歌わせていただいて、楽しく収録しました」と熱演を回顧した。 ■声優初挑戦の山田は“グルーと話してる!”と感激 ポピー役の山田は本作で初めて声優に挑戦。心に残っているシーンとして「ポピーがグルーに近づいていくシーン」を挙げ、「アフレコをしている途中にも“グルーと話してる!”と実感しましたし、シーンとしても緩急がついていて面白いものになっていると思います」と見どころを語った。すると隣に並ぶ鶴瓶が山田に「(ポピーに)顔が似てきたよね」と語りかけ、山田も「うれしいです!」と笑顔で返した。 グルー一家の三女・アグネス役を演じた児玉には、“もし鶴瓶がお父さんだったらどんな夏休みを一緒に過ごしたいか”という質問が。現在8歳の児玉は、「グルーさんみたいに夜寝るときにお話しをしてほしいし、朝起きたらかわいいパンケーキを作ってほしいし、お山にお出かけに行ったらキャンプファイヤーの前で踊りたいです。あと、鶴瓶さんは火の玉を作ったことがあると聞いたので、その火の玉で肝試しをして鶴瓶さんを驚かせたいです!」と鶴瓶にアグネスのようにかわいらしいお願いを。これに鶴瓶は「よく人の話を覚えてるね!」と驚いた様子を見せていた。 ■片岡愛之助、特大ケーキに驚く「ケーキって言われなかったら分からないかも」 イベント終盤には、本作で初登場となる「メガミニオン」メンバーの一人“メガジェリー”の特大ケーキが登場。特別に作られたケーキを目の前に、キャストたちも大興奮。児玉は「メガジェリー大好き!かわいい!」と駆け寄り、片岡は「ケーキって言われなかったら分からないかも」とその完成度の高さに目を見張った。 最後は、鶴瓶が「ラストがものすごく感動するので、ぜひ楽しみにしていてください。あっという間の約1時間半です!」と映画を、初日舞台挨拶は終了した。