「108歳まで減塩料理で夫を支えます」81歳加藤茶の健康危機を救った妻の「減塩レシピ」
2023年9月に『加藤家の食卓』を出版した加藤綾菜さん。夫の加藤茶さんは今年81歳になるが、過去には狭心症、大動脈解離も経験した。腎臓の数値も悪化し、一時は人工透析になるかというほどであったが、妻の減塩料理の甲斐あって人工透析が回避できたとTV番組でも語っていた。前回記事(加藤茶の血圧を下げた「簡単おいしい」減塩料理)に掲載した、減塩料理がかんたんにできる「万能 氷だし」を使った、おいしくて体にいい減塩レシピを、同書より一部引用・再編集して紹介する。 【写真】寿司酢いらずでパパッとできる減塩「かつおの手ごね寿司」
■108歳まで減塩料理で夫を支えます! 夫、加トちゃんは3月1日で81歳です。先日は友人たちを誘って15人で山奥のお宿に宿泊してきました。愛犬たちも一緒です。このように旅行も楽しみたいので、やはり、夫には健康でいてもらわなければと減塩料理をがんばっています。 昨年、減塩レシピを掲載したレシピ本を出版させていただき、読者のみなさんから「家族の健康のために参考にしています」などとお葉書をいただきました。私にできることは、まず、夫である加藤茶の健康を守るために、おいしくて、減塩になり、体にいいい料理を作ること、そして同じ悩みを抱える方のためにも発信を続けることだと思っています。お葉書の内容を拝見すると、みなさんそれぞれ置かれた状況は違いますが、健康で心穏やかに暮らせるように、心からお祈りしています。
旅行へ行ったときは、そのお宿のお料理を存分に楽しませてもらいました。帰宅して、またここからはいつもの綾菜流減塩レシピの登場です。お寿司が大好きな加トちゃんに作っている、減塩でもおいしい手ごね寿司をご紹介します。余談ですが、私たちの出会いは私のバイト先のお寿司屋さんに加トちゃんがお客さんで来たことなんですよ。 そして後半では、みなさんにも参考にしていただけそうな、カンタン体操もご紹介したいと思います。
我が家は普段から和食中心ですが、ふたりとも年を重ねてさらに和食が好きになっています。そこで、満足感のある、減塩「かつおの手ごね寿司」をご紹介します。一般的な酢飯は塩分が気になりますので、ここは綾菜流に「万能 氷だし」を活用して減塩で酢飯を仕上げます。 実は時短料理でもあるのです! ポイントは、ごはんが温かいうちに調味料を混ぜること。そうすることで、事前に寿司酢を作る手間が省けます。魚はかつおだけではなく、あじやまぐろでもおいしく作れるので、ぜひお試しください。