平日はおかずを作る余裕がなく「スーパーの惣菜」に頼りきり。自炊に比べ年間いくら”損”していますか?
平日は仕事などで忙しく、料理を作る余裕がない方もいらっしゃるでしょう。そのような場合、スーパーの惣菜を購入するという方も多いかもしれません。しかし平日毎日惣菜を買うと、自炊するよりも食費が高くなるのではと不安になるのではないでしょうか。 この記事では、平日毎日スーパーの惣菜を購入するのと自炊をするのとではどのくらい食費が変わるのかをご紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
スーパーの惣菜を買うのと自炊するのはそれぞれどのくらい食費がかかる?
スーパーの惣菜を毎日買う場合と自炊する場合、食費はそれぞれどのくらいになるのか調べてみました。今回は毎日夕食1食分を惣菜にした場合と自炊した場合を想定し、それぞれ食費を算出しています。 まずは平日毎日1食、惣菜を買う場合の食費です。 株式会社ロコガイドが行った「お惣菜・スイーツの購入に関するアンケート」によると、惣菜を購入する際の平均金額は570円です。週5日毎日だと1ヶ月で約1万1400円、1年では約14万8200円になります。惣菜を購入する場合は、家にあるご飯やインスタント食品などをプラスするケースも想定されるため、実際にかかっている食費はさらに多いかもしれません。 次に平日毎日1食、自炊をした場合の食費です。 ゴーフード株式会社が行った「一人暮らしの食生活に関するアンケート」によると、一人暮らしの自炊1回当たりの食費は301円~500円が1番多い回答となっています。仮に1番安い301円だったとすると、週5日毎日だと1ヶ月で約6020円、1年では約7万8260円になります。
スーパーの惣菜を毎日買うのと自炊するのでは食費はどのくらい変わる?
スーパーの惣菜を毎日買う場合と、自炊する場合の食費が前章でご紹介した通りであれば、それぞれの差額は表1の通りになります。 表1
※筆者作成 スーパーの惣菜を毎日買った場合と自炊する場合を比較すると、自炊の方が1年で約7万円安いという計算になります。1日1食で算出しているため、もし3食すべて惣菜だったとすると、さらに費用の差は高額になるでしょう。