日本ハム・万波が描くオフの夢は…諸国“万”遊
日本ハムが誇る主砲・万波中正外野手(24)が、日常をコラムでつづる「万thly日記」。第7回はオフの過ごし方について。2年連続最下位から2位に躍進したシーズンも終わり、オフの楽しみや食生活、将来的な海外旅行の願望も明かした。 オフシーズンのプライベートといえば、ここ3、4年は年末に格闘技の「RIZIN」を見に行っています。それ以外はシーズン中と全然変わらないし、旅行とかにも全く行かないです。基本的に野球部はオフも練習があるから旅行には行けないので、習慣付いているのかもしれないです。プロ入り後も2泊3日でどこかに行く、というのもしたことがないです。 もし行けるとしたら、国内よりも海外旅行に行きたいです。一番行きたいのはエジプト。実は世界遺産には結構、興味があるのでピラミッドを見たり、中にも入ってみたいです。クレーンも何もない時代に「どうやって人力であんなに奇麗に造ったんだろう」と強烈に興味をそそられます。たまに、動画で昔の文明を考古学者たちが研究している姿を追うドキュメンタリーとかを見るぐらい興味があります。 あとは、いろんな国のご飯も食べてみたいです。イタリアンが凄い好きなので、まずイタリアは行きたい。スペインとかにも行って“美食旅行”したいですね。現役引退した後だったら、おなかがパンパンになって帰ってきてもいいと思いますし(笑い)。欧州の街並みも凄い見てみたいし、海外サッカーの本場の雰囲気も味わいたいです。ラ・リーガ(スペインリーグ)のレアル・マドリード―バルセロナの“エル・クラシコ(伝統の一戦)”は、本当に死ぬまでに一度は現地で見たいです。 食事はシーズン中とほぼ変わらないです。卵、鶏肉、ブロッコリー、白米が中心で一日2食はそのメニューです。こういう食事は横浜高時代からずっと続いています。高校生の時には減量期のボディービルダーみたいな食生活をして、栄養学も熱心に勉強しました。どんどんマニアックになっているんですが、いろいろと試して体の状態も年々良くなっています。ただ、好きなものを食べる「チートデー」もあって、最近は町中華にはまっていて、豚肉と卵の炒め物とか北京ダックは好きですね。 野球に関して言えば、やはりトレーニングが中心の生活です。不安定な状態の中で体を動かしたりするトレーニングもありますが、オフに入った時にできなかった動きができるようになったりするので、その充実感はオフの楽しみの一つになっています。去年に続いて、今年も12月と来年1月に米国のトレーニング施設に行こうと思っています。専門の人に付きっきりで見てもらうのは、自分一人でやるのとでは全然違うので、今のベースをレベルアップさせたい。それが観光旅行の代わりかもしれないです。(北海道日本ハムファイターズ外野手)