「抵抗しなさそうな小柄な女の子を探していた」17年前の加古川市女児殺害事件 45歳の男を再逮捕
読売テレビ
17年前、兵庫県加古川市で女の子が殺害された事件で、警察は27日、45歳の男を殺人の疑いで再逮捕しました。(取材・報告=牧野天稀 記者) 男の身柄は、捜査本部が置かれている兵庫県警加古川署に つい先ほど到着しました。フードを深くかぶっていて、表情をうかがうことはできませんでした。 殺人の疑いで再逮捕されたのは、勝田州彦(くにひこ)容疑者(45)で、午前10時半ごろ、身柄が留置されていた たつの署を出発しました。 この事件は2007年、兵庫県加古川市で、当時小学2年生だった鵜瀬(うのせ)柚希さん(当時7)が刃物で刺され殺害されたもので、警察はこれまでに延べ5万人以上を投入したものの、事件は未解決となっていました。 その後、2006年に同県たつの市で起きた小学生の殺人未遂事件で、11月に逮捕された勝田容疑者が柚希さんを殺害した疑いが強まったとして、27日午前、殺人の疑いで逮捕状が執行されました。 捜査関係者によりますと、勝田容疑者は警察の任意の聴取に対し、事件への関与を認めたほか、「抵抗しなさそうな小柄な女の子を探していた」という趣旨の供述をしているということです。 警察は今後、本格的に取り調べを進め、犯行の裏付けを進める方針です。