ハピ（奥）＝栗東トレセン（撮影・岩川晋也）

《栗東》平安Ｓ２着ハピ（大久保、牡５）は、菱田裕二騎手を背にＣＷコースで３頭併せ。馬なりで６ハロン８２秒２－１１秒１をマークし、中リトルハピ（未勝利）と併入、外ハンディーズピーク（３勝）に３馬身先着した。鞍上は「すごくいい動きでした。前回の１週前よりも素軽さを感じました。このまま順調に行ってくれれば」と好感触を伝えた。僚馬で同８着グロリアムンディ（牡６）は、幸騎手がまたがって坂路で単走。ゴール前で仕掛けられて、４ハロン５３秒１－１２秒２で力強く駆け上がった。鞍上は「１週前なのでしまいはしっかりやりました。反応も良かったですし、先週より良くなっています」とうなずいた。 吾妻小富士Ｓを連覇したブラックアーメット（角田、牡６）は、ＣＷコースで単走。一杯に追われて、この日の一番時計＆自己ベストとなる６ハロン７６秒９－１２秒５をたたき出した。角田調教師は「前走時と同様、１週前にビシッとやりました。これで休み明けでも大丈夫だと思います」と笑みを浮かべた。 鳳雛Ｓ２着ブルーサン（川村、牡３）は、ＣＷコースで単走。一杯に追われて、６ハロン７９秒４－１４秒１でフィニッシュした。堀毛助手は「向こう正面で物見をして、意図した形ではありませんでしたが、もともと気難しいところがあるので。前走後も大きなダメージもなく順調です」と話した。