「突然すぎる」と戸惑いの声が挙がるも…志尊淳 大手事務所独立のウラにあった「人気俳優との固い絆」
〈ここ数年、病など色々なことを経験し、自分自身の仕事観・人生観が変わり、これからはこれまで以上に責任を持ち、色んなことに挑戦していきたいと考えるようになりました〉 【画像】思わず見惚れる…! ロケ中の志尊淳「ファンへの神対応」で見せたイケメンすぎるスマイル…! このように、芸能事務所ワタナベエンターテインメントとの専属契約を今年いっぱいで終了したことを自身のインスタグラムで公表したのは人気俳優の志尊淳(28)だ。 12年間所属したワタナベエンターテインメントも〈この度、弊社所属の俳優・志尊淳は、弊社との契約満了に伴い、2023年12月31日をもちまして、個人会社にマネージメント業務を移行することをご報告申し上げます」と報告し、今後については「個人会社に出資という形で志尊淳をサポートして参ることと致しました」と発表した。 「事務所の養成所ワタナベエンターテインメントスクール在学中から逸材の呼び声が高く、‘11年のスクール卒業後、大人気ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』で俳優デビューを果たしました。その後、特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)主役で注目を浴びた。以降、事務所の期待を一身に背負い、ドラマや映画、舞台へ本格進出しました」(スポーツ紙デスク) ‘18年1月放送の『女子的生活』(NHK)では主役を務め、トランスジェンダーという難役を務めたことが高く評価。第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門放送個人賞受賞と高い評価を受けた。これを機に大きく飛躍。その人気と実力は決定的となった。 「‘21年3月に急性心筋炎で1ヵ月の入院に見舞われました。それでも2カ月のリハビリを耐えて無事復帰を果たし、一層、俳優業に邁進した。とくに今年は朝の連続テレビ小説『らんまん』(NHK)や、高橋文哉(22)とともに主役を務めた『フェルマーの料理』(TBS系)、さらに人気漫画を実写化したNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』など話題作への出演が相次ぎ、まさに大活躍の一年となりました」(同前) 俳優としてまさに脂がのったタイミングでの突然の独立と個人事務所設立となった志尊。はたしてその裏側には何があったのか。SNSでは「突然の発表すぎる」と戸惑う声も多かったが、背景にはある人気俳優の存在があったという。 芸能プロ関係者が内情を語る。 「以前、同じ事務所に所属していた城田優(38)とはまるで兄弟のような固い信頼関係の間柄でした。その親密さは、一時期、同じマンションに住むほど。城田は、それだけ志尊が尊敬し心酔する存在でした。‘20年9月末で城田が事務所の専属契約満了で退所・独立の際は、志尊もともに追随するのではという噂が流れました。当時は事務所側の説得もあり退所を思い止まりましたが、今年、朝ドラや民放キー局の主演ドラマ、Netflix話題作などへ立て続けに出演し、事務所への義理を果たしたこのタイミングでの退所となりました。今年10月には自身のオフィシャルサイトとオフィシャルファンクラブを開設していますが、その時点で明確な独立を見据えた準備を既に行っていたということでしょう」 それでは志尊の今後はどうなるのか。 「ワタナベが出資しサポートする形での個人事務所運営を表明しましたが、関連会社のような形で今後個人活動を継続させるということですから、安泰なサポートのもと、今後さらに彼の個性が存分に発揮されることを期待します。この先事務所の枠にとらわれず個人活動に力を注げますし、兄貴分と慕う城田との合流もあるかもしれません」(同前) 退所発表のメッセージの中で、志尊は〈これからはワタナベエンターテインメントの手を離れ、個人事務所という形での船出となりますが、今まで通り変わらず精進しこの俳優業に向き合っていきたいと思っております。これからも沢山の人と出会い、創作できることを楽しみにしております〉と意気込みを語った。これからの活躍に、より一層注目が集まる。
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