守り神として親しまれている黄金色のニシキヘビ「金白龍王」＝別府市鉄輪の貴船城

　巳（み）年の2025年が近づいた。大分県別府市鉄輪の観光施設「貴船城」は黄金色のヘビに触れることができ、干支（えと）にちなんで人気スポットとなりそうだ。 　同施設によると、インド生まれのニシキヘビで全長約1メートル。先天的に色素が欠乏したアルビノとみられる。1957年以来、黄金色のニシキヘビを「金白龍王（きんぱくりゅうおう）」と名付けて城の守り神として迎えており、現在は6代目。性格はおとなしいという。 　従業員の宮内直さん（72）は「ヘビは金運や幸運を呼ぶといわれている。手を合わせたり触れたりして、運気を上げてほしい」と話した。 　営業は午前8時から午後5時まで。年中無休。入城料は小中学生150円、高校生以上300円。問い合わせは貴船城（0977-66-1181）。