ミャンマー国軍、独立記念日に5800人恩赦 外国人は国外追放
ミャンマーで実権を握る国軍が、5800人以上の受刑者に恩赦を与えました。外国人180人は国外追放されます。 ミャンマーの国営メディアは、独立記念日の1月4日にあわせて、軍事政権が5864人の受刑者に恩赦を与えたと発表しました。 終身刑で服役していた受刑者が禁錮15年に減刑されるほか、拘束されていた180人の外国人が国外追放されるということです。 汚職などの罪で30年以上の有罪判決を受け拘束されている民主化指導者のアウン・サン・スー・チー氏が今回の恩赦に含まれているかは不明です。 国軍によるクーデターから2月で4年となる中、軍事政権は2024年末、総選挙を実施するための国勢調査の暫定結果を公表しましたが、各地で少数民族の武装勢力との内戦状態が続いていて、有権者数の把握は難航しています。
フジテレビ,国際取材部