ロシア軍「最高司令官へのこだわり」で苦境に?……プーチン大統領の“頭の中”は――「派閥争い」「自己主張」で能力低下
■長期化狙いか…落合陽一さんに聞く
落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー) 「そうは言っても資源が無限近くあるロシアなので、長期化して不利なのは、やはりウクライナの側だと思います」 「例えばウクライナの停戦の条件は、ドンバス(地方)を含めたかつての領土を全て取り戻すことだと言っています。つまり、ロシア側が現状の勢力図のままで戦争をやめますと言ったところで納得しないと思います」 「そうなるとロシアとしては長期化させて兵糧攻めにするのがおそらく一番効果的なので、残念ながらプーチン(大統領)はウクライナが諦めるまでやり続けるというのが現状なのではと思います」 有働キャスター 「広島でのG7サミットが19日に迫っています。それより前に、ウクライナの反転攻勢が始まるかもしれません。そんな緊迫した状況で、日本が議論のリーダーとして何をまとめ上げるのか。ここ数週間の動きに注目していこうと思います」 (5月2日『news zero』より)