妙技披露 はしご乗り奉納し無火災願う 福島県南相馬市の相馬小高神社
福島県南相馬市小高区の相馬小高神社で4日、新春恒例のはしご乗りが奉納された。法被姿の若手鳶(とび)職人が空中の離れ業を披露し、地域の無火災や住民の無病息災を願った。 県鳶土木工業連合会相双支部が催している。5人の太夫(たゆう)が長さ約6・5メートルのはしごに次々と登り、「背亀」や「鯱(しゃち)」、「両膝八艘(そう)」などの妙技を繰り出した。 纏(まとい)振りの奉納や投げ餅も行われ、集まった人々が新春の風情を楽しみ、この一年の幸福や健康を祈った。