幸せ呼ぶだるまさん…高知・宿毛で撮影「何度見ても感動」
高知県宿毛市の宿毛湾で4日、だるま夕日が出現し、高知四万十読売写真クラブ(高知四万十YPC)に所属する同市の野口務さん(86)がカメラでとらえた。
冬場を中心に気温と海水温の差が大きいとき、太陽がだるまのように見える現象。11月初旬~2月中旬に観察できるとされる。天候の影響などで見られない日も多く、「幸せの夕日」とも呼ばれる。
だるま夕日を撮り続けて約30年の野口さん。現れそうな天候になると必ず足を運ぶといい、この日は藻津(むくづ)漁港で撮影した。「今シーズン初めてではないか。何度見ても感動する」と声を弾ませていた。