「自販機の聖地」が名取市に なぜ?鳥居も設置 その名も「自販機神社」〈宮城〉
仙台放送
名取市には「自販機の聖地」と呼ばれる変わった場所があるんです。一体、どんな自販機があるのでしょうか? 宮城県名取市愛島の道路脇にずらりと並ぶ、色とりどりの自動販売機。ひときわ目を引くのが、こちらの赤い鳥居です。 記者リポート 「自販機神社では、さまざまな種類の木札とおみくじを買うことができます。実際におみくじの中身を見てみます。おお!大吉です」 その名も「自販機神社」。仙台市の自販機メーカー、サン・ベンディング東北が今年4月に設置しました。受験生の必須アイテム「合格祈願お守り」や、恋の行方を占う「恋愛おみくじ」など、まるで本当の神社のよう。ちゃんとドリンクも売っていました。しかも「ご当地ドリンク」です。 さらに、仙台市民に愛される中華料理の名店の味なども販売。その数、なんと200種類以上。ドライバーを中心に人気を集め「自販機の聖地」と呼ばれているそうです。 サン・ベンディング東北 長久保由和さん 「自販機ってこういう面白い使い方があるんだというように、興味を持っていただく機会のきっかけになるとうれしい」 サン・ベンディング東北は来年、「自販機神社」に屋根を取り付けるなどして、バージョンアップさせたいとしています。
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