【中島健人】ソロデビューと今の想いを語る! 中島さんが目指すエンタメの方向性とは?
”born to be アイドル”で、ジャパンポップスのアイコンになる!
――中島さんが目指すエンタメの方向性を知りたいです。 中島:僕はジャパンポップスのアイコンになりたいんですよ。ジャパンポップスっていうのは、いわゆる海外の方々が日本の文化として印象的に受け止めている着物だったり、巻き物、忍者とかそういうのではなくて。どちらかというと70’sや80’sとか。今、海外で再評価を受けたシティーポップなど、日本のいいところを下敷きにした新しい音作りや表現作りが、僕はジャパンポップだと思うので。そのジャパンポップのアイコンになりたいと、今、力強く思っています。とはいえ、いわゆる”born to be アイドル”で、僕はアイドル属性ですから!急にペンライトなし、ウチワなしとかはありえないっす。ペンライトもウチワもバンバン振ってほしいし、THEアイドルのライブステージ文化は、しっかり継承していきます! なんていうのかな~、ライブ会場内の盛り上がりも超大事なんですけど、会場内の盛り上がりが外に溢れるぐらいの世界観でライブが作れたらいいなと思っていて。会場を出た後に、”このライブ絶対見に行った方がいいよ”と誰かに伝えたくなったり。”もっと素直に生きてみたい”とか”明日からもう少し胸張ってがんばってみよう”と思ってもらえるようなライブ作りができたらいいなと思っています。その会場だけで完結しないライブを作っていきたいですね。今年は本当にありがたいことに『推しの子』の主題歌をやらせていただいて。海外の方にも『ファタール』という曲をたくさん聴いてもらえるという貴重な経験をさせていただきました。『推しの子』という作品にもチーム「GEMN」にも感謝してます。このタイミングで主題歌をやらせてもらえたことも、ひとつの運命だと思っていて。この1曲だけではなく、自分の関わった楽曲たちが国内外で聴かれたら嬉しい。まずは日本列島でたくさん聴かれたいですね。そこから”なんかジャパンですごい音楽やってんじゃん”みたいな感じで広がっていけたらいいな。外国に対してのエンタメ進出は自分の目標でもあるので。ただ、侍であることは忘れたくないので、刀を持ち続けてジャパンソウルで! 外国でも日本でもたくさんの方に聴いていただける音楽作りをしていきたいです。