全国初の取り組みです。川崎市の国道にかかる歩道橋を芝生で緑化する装飾が始まり、セレモニーがありました。 柳田キャスター「川崎駅から富士見公園に向かう途中の歩道橋です。全国で初めて天然の芝が敷かれたんです。無機質なイメージもある歩道橋ですが、パッと印象が変わりますよね」 この取り組みは、10月19日から始まる全国都市緑化かわさきフェアに合わせて、会場に向かう道中も楽しんでもらおうと企画されたものです。 華道家の假屋崎省吾さんが応援していて、地元企業やボランティアの手で管理しています。 深さおよそ10センチのアルミスタンドには、保水マットの上に軽量土壌を敷きつめて4センチから6センチほどの芝を植えています。 假屋崎さんは、道路空間が憩いの場になってほしいと期待していました。 華道家　假屋崎省吾さん 「どこもやってないって大事なことだと思う。 みんなの力を結集して継続して未来につなげる、これを川崎はやってくれると信じている」 川崎市　福田紀彦市長 「見たことのない光景が広がっていることにびっくりした。 いろんな意味で価値のあるものだと思う。 多くの市民、市外からの皆さんをこちらで緑化フェアの会場にお迎えしたい」 全国都市緑化かわさきフェアは10月19日から11月17日まで開かれ、歩道橋の装飾は来年春まで続く予定です。