”鬼滅ブーム”で沸いた竈門神社 秋の紅葉に異変が
テレQ(TVQ九州放送)
木戸優雅アナウンサー 「徐々に色付き始めている。ただ、濃い赤というよりは薄い赤色。グラデーションのようになっています。福岡県太宰府市の宝満宮竈門神社にやってきました。これから本格的に色付きそうです」 約300本のもみじやカエデが、秋の陽光に照らされてキラキラと輝いています。 太宰府市の19日の最低気温は7.6℃。今シーズン最低を観測するも竈門神社の色付きはまだ3割程度です。 それでも次から次に人が訪れ、今しか撮れないグラーデーションもみじをカメラにおさめていました。 訪れた人 「今年は特に赤色が少ない気がする」 特に、今年は外国人の団体客が増加。19日は台湾からのツアー客が訪れていました。 台湾から来た人 「すごくきれい」 「赤と緑の組み合わせできれい」 木戸アナ Q.色付きのスピードは例年と比べてどう? 宝満宮竈門神社 清田耕生さん 「例年より1週間から10日ほど遅い。太宰府は62日連続で猛暑日を記録した暑さと雨量が少なかった。栄養を蓄えきれていない」 その猛暑の影響を受けた象徴の木が本殿の向かい側にあるいろはもみじです。 清田さん 「このいろはもみじが一番に赤く色付く木になっているが、少しもみじの葉の付きが悪い」 木戸 「スカスカな感じ」 清田さん 「そうですね。このままだと色付くかも怪しい状況」 そんな中 一番のオススメスポットが… 清田さん 「太宰府市を見渡せる舞台になっている。こちらです。まだ緑が色濃く残っているが、もみじが色付いたらきれいなもみじと共に太宰府市、きれいな空が続く場所になっている」 11月23・24日にはもみじ祭りが開かれ、ミニコンサートやキッチンカーが出店する予定です。 木戸アナ Q.見頃はいつになりそう? 清田さん 「来週明けが一番の見頃になりそう」
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