制作・デザイン楽しんで 5日から富山ガラス工房30周年イベント
今年4月に開設30周年を迎えた富山ガラス工房は5、6の両日、富山市古沢の工房で記念イベントを開く。ガラスのミニペーパーウエートの制作や、一部をすりガラス状に加工した鏡をデザインする体験などを用意し、ガラスの魅力に触れてもらう。 30周年にちなみ、30人の一般参加者が、工房や富山ガラス造形研究所のスタッフと協力して、高さ70センチのガラス製の木を作り上げる記念制作も行う。木は幹と葉で分けて作り、参加者は葉の部分を担当する。作品は来年2月8日に行われる開設30周年記念シンポジウムで展示する。 ミニペーパーウエートと、工房では初となる鏡のデザインの体験は、それぞれ抽選で参加を受け付ける。スタッフの粟田和さん(28)は「作家と一般参加者が一体となって楽しめるイベントを準備した。ぜひ参加してほしい」とPRした。体験イベントは全て無料。詳細は工房ホームページで案内している。