衆院選｜新潟4区

与野党の前職3人が立候補を予定する【新潟4区】。 立憲民主党の米山隆一さんは、公認問題をめぐる石破総理の“ぶれ”を指摘します。 【動画】【衆院選｜新潟4区】与野党前職3人が立候補の意向－保守票分裂に危機感【新潟】 ■立憲民主党 米山隆一氏 「今回の12人(非公認)については、選挙区事情を加味してということで、それはおかしいでしょと。負けそうな人はどうせ負けるから公認しないという、党利党略そのもので、全く政治とカネの問題ではなくなっている。原則なき政権運営だと思う。」 自民党の鷲尾英一郎さんは、9日、4区の公認候補として党本部から発表されました。 ■自民党 鷲尾英一郎氏 「裏金の問題は一切かかわりがないということと、地元のみなさんとの信頼関係、あるいは県連のみなさん、そして党本部でもしっかりと活動してきたことが認められたと思っている。」 一方、4区からの出馬を表明している自民党の泉田裕彦さん。公認の前提となる4区支部長は鷲尾さんで、県連は今回、泉田さんを公認申請せず、9日の一次公認にも名前はありませんでした。 ■自民党 泉田裕彦氏 「総選挙に立候補しようと思っています。(Q.新潟4区から？)もちろん、もちろんです。裏金問題と戦って違法行為はしないと言ったら、県連から排除された。それを是とするか非とするか、県民に聞いてみたい。」 無所属で泉田さんが出馬すると保守票が割れる可能性が高まり、県連は危機感を募らせます。 ■自民党県連 岩村良一幹事長 「公認候補がいるところに無所属で出るというような事態が生ずれば非常に混乱が起こると、適切な対応を党本部の基準に則ってしてもらいたいと申し入れをしている。」 泉田さんは、9月の自民党総裁選で石破総理の推薦人になりました。県連幹部は、「比例での処遇も可能性はあるが、それはそれで混乱が起きかねない」として動向に注目が集まります。 そして、事実上の選挙戦がスタートしました。 有権者は、立候補予定者に何を求めるのでしょうか。 ■60代女性 「1番不満に思っているのは自民党の裏金問題。いつも自民党に投票していたが、今回色々あってどうしようかなと。」 ■50代男性 「子どもがたくさんいるので子育て支援について注目している。経済をまわして入ってくるお金が増えるようにしてくれれば。」 ■20代男性 「とにかく誠実さ。いかに国民に対して国民のことを思って行動してくれるかが私の中での基準になる。」 自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革のあり方や、物価高に対応する経済対策などが争点となる衆議院選挙は、15日に公示・27日投開票です。