キャサリン皇太子妃、がんの化学療法を終えたことを明かす 家族とのピクニックシーンと共に発表
このメッセージに添えられた約3分の動画は一家でノーフォークのビーチと森にピクニックに出かけたときに撮影されたもの。皇太子妃はノーフォークにある一家の休暇用の家、アンマーホールで過ごすひとときをとても気に入っているそう。療養中も子どもたちの学校が休みになると一家で訪れ、ここで療養生活を送っていた。またこの動画で皇太子と皇太子妃は珍しくスキンシップを披露。皇太子が皇太子妃の頬にキスをしたり、ビーチに敷いたブランケットに一緒に寝転んで笑い合ったりと、家での2人をうかがわせるような自然な愛情表現を披露している。撮影したのは映像作家のウィル・ウォー。皇太子妃の両親であるマイケル・ミドルトンとキャロル・ミドルトンの姿も映っている。
王室関係者によると皇太子妃の公務復帰はまだまだ「ほんの少し」で、完全に治るまでの道のりは「長い」そう。11月のリメンブランスデーに式典に出席するなど、大きな負担にならないものに出席するのではないかと新聞「デイリーメール」は見ている。皇太子妃はすでに子どもたちのメンタルヘルスに関するプロジェクトなど、これまで熱心に取り組んできたプロジェクトについては自宅から仕事を始めているとも。自宅でのリモートワークはこれからも続けていくと関係者は語っている。
このメッセージ発表後、チャールズ国王とカミラ王妃のスポークスパーソンもメッセージを出している。「今日の発表は素晴らしいニュースだ。皇太子妃が完全に回復するまでの道のりに、すべての愛と思いやりを与え、そして支え続けたい」とコメントしている。完全復帰までにはまだ時間がかかりそうではあるけれど、化学療法が終わったという明るいニュースがイギリス国民やロイヤルファンを喜ばせている。元気な笑顔が見られるのを楽しみに待ちたい。