【陸上】ローマ五輪男子400m、4×400mR2冠のオーティス・デービス氏が死去 史上初の45秒切り達成
1960年ローマ五輪男子400m金メダリストのオーティス・デービス氏(米国)が亡くなった。92歳だった。 1932年にアラバマ州に生まれたデービス氏は、高校卒業後に空軍勤務を経て、バスケットボールの奨学金でオレゴン大に入学。しかし、大学では陸上を始めて短距離選手となった。 1960年ローマ五輪では400mで44秒9の世界記録を樹立して金メダルを獲得。史上初の45秒切りとあわせての快挙となった。 4×400mリレーでも米国チームのアンカーとして金メダルを獲得。優勝記録の3分02秒2は当時の世界記録だった。1996年アトランタ五輪では聖火ランナーを務め、その功績などから22年のオレゴン世界選手権の会場となったヘイワード・フィールドのタワーにも肖像が飾られている。
月陸編集部