チンアナゴ、砂の中ではどうなってるの? アクアスで11日まで特別展示
しまね海洋館アクアス(島根県浜田、江津市)は、チンアナゴが砂にどう潜っているか見られる特別展示を開いている。体長が40センチある「氷山の一角の奥」を来場者が驚きながら眺めている。日本記念日協会が定める「チンアナゴの日」の11日まで。 【写真】チンアナゴの全身を見つめる親子連れ 幅45センチ、奥行き4センチの容器に透明な吸水性の樹脂を高さ18センチまで積めた水槽を用意。成魚6匹を入れて、普段は砂に隠れているヘビのような全身像を楽しめるようにした。チンアナゴは普段頭を2~8センチ出して同じ方向を向き、流れてくるプランクトンを食べる。敵が襲ってきたり、夜になったりすると砂に潜るという。 チンアナゴの日にちなんで毎年企画。真庭市の会社員山本基文さん(48)は「思った以上に長くて驚いた。見方が変わりそう」と見入っていた。期間内無休で要入館料。
中国新聞社