【台風情報】「台風25号(ウサギ)」は週末にも沖縄地方へ接近し停滞する可能性 後を追う「台風24号」は“非常に強い”勢力に発達か…日本への影響は?【進路の最新シミュレーション】
非常に強い「台風25号(ウサギ)」はフィリピンの東を北西へ進み、今週末から週明けにかけて沖縄方面に接近し、停滞するとみられています。 【画像を見る】台風23号・台風24号・台風25号の影響は?今後の雨・風シミュレーション また、南シナ海にある「台風23号」とフィリピンの東にある「台風24号」のダブル台風は、今後、西へ進むとみられています。 ◆台風25号 進路転じて沖縄の南へ接近予想 気象庁によりますと、フィリピンの東で発生した「台風25号(ウサギ)」は非常に強い勢力に発達し、14日正午時点で中心はフィリピンの東にあると推定され、1時間に約20キロの速さで北西へ進んでいるということです。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルだということです。 台風25号は北西方面に進んだ後、進路をゆっくり北方向に転じ、17日以降沖縄の南へ進む見通しとなっています。17日土曜日の午前9時ごろは、中心気圧が998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルと見られていてほとんど停滞する見通しです。 ◆台風24号は 25号の後を追うような予想 いっぽう気象庁によりますと、台風23号(トラジー)は14日正午時点で中心は南シナ海にあると推定され、ほとんど停滞しているということです。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルだということです。 台風23号は15日午前0時には熱帯低気圧に変わるとみられています。 また、台風24号(マンニィ)は14日正午時点で、中心がフィリピンの東にあると推定されていて、1時間に約20キロの速さで西南西へ進んでいるということです。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルだということです。 台風24号は15日午前9時には強い勢力に発達、その後16日午前9時には非常に強い勢力に発達する見込みです。