開会式 はつらつ松山聖陵入場行進 観衆2万8000人前に堂々と /愛媛
<センバツ2019> 新調した青い縦じまのユニホームが緑の芝生に映える。23日に阪神甲子園球場であった第91回センバツの開会式。2年連続2回目出場の松山聖陵は息をぴったりと合わせ、元気に入場行進した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 平成最後の開会式を見守った観衆は約2万8000人。校名プラカードを持ってナインの先頭を歩いた野球部員の松岡大樹さん(3年)は「人の多さに緊張したが、思ったよりも楽しむことができた」。市川尚樹選手(3年)は大きく手を振って行進し、「夢だった甲子園。勝ち進んで一日でも長くいたい」と決意を新たにした。 スタンドでは保護者らが大きな拍手。湧川輝星(ひかる)選手(3年)の母清美さん(43)は「球場に入った瞬間に鳥肌が立った。連れてきてくれた息子に感謝したい」と感激していた。 松山聖陵は大会第5日第2試合(27日午前11時半開始予定)で大分(大分)と対戦。勝者は甲子園初勝利となる。【遠藤龍】