伍代夏子、保護犬活動をする理由「いてもたっても…」 夫・杉良太郎も「大賛成してくれています」
きっかけは熊本の水害
歌手の伍代夏子が7日、都内で行われた「伍代夏子写真展つなぐ~わたしたちのすべきこと~」取材会に出席した。 【写真】「豪華すぎ」「撮影ナシはもったいない」…伍代夏子が公開した“美魔女優”集結のディナーの様子 本写真展は、2023年7月に立ち上げた「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」において、保護犬活動をする中で出会った犬たちを撮影した展示会。 伍代は「今回は2回目の写真展なんです」と切り出すと「趣味が写真で、インスタグラムで1日1枚アップするようなことをしていたのですが、今回また写真展のお話をいただいたとき、いま犬の保護活動をしているなかで全国の収容所にいるワンちゃんたちを撮りためた写真があったので、その子たちでいいのなら……ということで開催することになりました」と説明する。 展示されている犬たちの目はどこか寂し気である。伍代は「飼育放棄しなければ、こういう子たちがこんなにも出ないんですよね」と悲しい表情を浮かべると「仕事の合間にシェルターを回ると、最初はどうしてもおどおどしたり、敵意がある目をしているんです。少しすると慣れてくるのですが、寂しくて愛を求めている目を伝えることで、伝わることがあると思うんです」と意図を明かす。 伍代が保護犬活動をするようになったのは、熊本の水害で被災地を訪れたとき。「ワンちゃんを助けているシーンをテレビで見て、いてもたってもいられなくなったんです。その後も東日本大震災など被災地を巡るなか、避難所にワンちゃんと一緒に入れないという現実を目の当たりにして、同室避難推進を自治体にお願いするなか、保護犬の活動を知り、少しでもお手伝いできることがあれば……」と行動するようになったという。 こうした伍代の活動に夫である杉良太郎も「大賛成している」というと、今回の写真展については「保護犬というテーマだけだと少し重くなってしまう」とアドバイスを受け、伍代家で大切に育てているカニンヘンダックスフンドの「りく」と「そら」の可愛い写真も展示されることになったという。 今後について伍代は「1匹でも多く、人に慣れてほしい」と語ると「保護犬という存在を知らない人、興味を持っていなかった人に写真展に足を運んでほしい。そして保護犬の現状を知っていただければ」と切実な思いを語っていた。
ENCOUNT編集部