【K-1】和島大海、世界T覇者ストーヤンと激突!連敗脱出からの強敵も「しっかり勝つ」
12月14日(土)に東京・代々木第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO FINAL」の対戦カード発表会見が5日に行われ、[K-1スーパー・ウェルター級 3分3R 延長1R]で元同級王者の和島大海(月心会チーム侍)が世界トーナメント覇者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)と対戦することが決定した。 連敗脱出したばかりでいきなりの強敵だが、和島は「どんな勝ち方でもしっかり勝つ」と意気込みを語った。 【動画】和島が豪快KO!強烈ヒザ蹴りで相手が悶絶ダウン 和島は第4代K-1WGPスーパー・ウェルター級王者。昨年12月にオウヤン・フェンにKO負けでK-1スーパー・ウェルター級王座から陥落後、今年3月『K-1 WORLD MAX』1回戦でダリル・フェルドンクにKO負け連敗のスランプに陥っていたが、10月のK-1大阪大会で韓国のキム・ジュンファに秒殺KO勝利。強烈なヒザ蹴りを突き刺す完勝で復活をアピールした。 対すストーヤンは元GLORYライト級(-70kg)2位の強豪。24年3月のK-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント開幕戦ではカスペル・ムシンスキと対戦し判定負けも、代役で準々決勝に出場するとブアカーオ・バンチャメークからダウンを奪い判定勝ち。準決勝はデング・シルバを下し、決勝はヴィクトル・アキモフをKOして世界一に輝いた。10月のK-1大阪大会では、小田尋久に延長2-1と辛くも勝利した。 会見で、和島は「こんなビッグチャンスは滅多にない。そんな試合を頂けたので、頑張りたいと思います」と気合。相手のストーヤンについては「トーナメントも優勝して凄い強い選手。一番勢いがあると思う」といい、そんな強敵と戦えることは楽しみと笑顔を見せた。 10月の復活勝利からいきなりの“最強”とのマッチメイク。ファンには“心配しながら応援して欲しい”と自虐的に冗談めかすも、「自分の本来のスタイルで戦えれば、どんな選手でも相性良く戦える」といい、フィニッシュは「KOします」と自信満々に答えた。 また、前戦のKO勝利で“完全復活”を宣言した和島だが、その実感具合を尋ねると「メンタル面が戦う上で大事。前回の試合は、連敗中の中、イージーと言われましたが、僕の中ではいっぱいいっぱいの戦いで、そこで勝てたのが自信に繋がった。今回の試合を受けたのも、前回の勝ちがあったから。今回はどんな勝ち方でもしっかり勝って、ベルトを取り返したい」と力強く語った。 一方のストーヤンは会見に出席しなかったが「今、コンディションは凄く良い。自分はトップ戦線の代表としていられること、日本で試合ができることを光栄に思う。和島はとても素晴らしい選手なので、とても楽しみだ。彼は手強い選手だと思うが、それは自分も同じ。大好きな日本のファンの皆様をガッカリさせない。今回も今後も最高の試合を約束する」と主催者を通じてメッセージした。 果たして、和島は世界トーナメント覇者のストーヤンを撃破し、正真正銘の「完全復活」を証明するか。