【独自】「危なっ!」“わが物顔”で右側走行する電動キックボード 交通ルールを守らない運転が増加…“知らないでは済まされない” 東京・新宿区
東京・新宿区で12日、電動キックボードと自転車が交通ルールを無視し、道路の右側を走行している様子が撮影された。 専門家は、新しい交通手段の普及に対し、交通ルールの認知が遅れていると指摘している。 【画像】電動キックボードと自転車が道路の右側を走行している様子(計7枚)
「危なっ!」道路の右側を堂々と走る電動キックボード
東京・新宿区で12日午前1時過ぎ、カメラがとらえたのは、わが物顔で道路を突き進む電動キックボードと自転車による交通違反の瞬間だ。 撮影されたのは、先頭を走る電動キックボードの姿で、それに続くように自転車が後ろにぴったりとついている。 本来であれば、この2台は車道の左側を走行しなければならないが、道路の右側を堂々と走っている。そのまま合流地点まで向かうと、画面左へと消えていった。 後ろから2台を撮影していたドライバーは、「『危なっ!』となっちゃいましたね。当たり前のことかも知れないですが、左側を走ってもらって…」と語った。 専門家によると、最近こうした「知っていて当たり前」の交通ルールを守らない運転が増えているという。
5万円以下の罰金も
交通法規にくわしい・高山俊吉弁護士は、「電動キックボードを中心に新しいツールが登場し、需要が増えています。その状況に合わない状態で、道路交通法の知識の普及が遅れているのが一番大きい問題」と指摘した。 運転する以上、ルールを知らなかったでは済まされない。 高山俊吉弁護士は、「5万円以下の罰金というペナルティーがあるということを、頭に置く必要がある」とコメントした。 (「イット!」10月15日放送より)
イット!