年末の風物詩 日光東照宮で陽明門のすす払い「1年の汚れを落とす」
とちぎテレビ
世界遺産の日光東照宮で20日、今年1年の汚れを落とす年末恒例の「すす払い」が行われました。 今年、世界遺産に登録されて25周年を迎えた日光東照宮では20日、社殿や国宝の「陽明門」など、境内のさまざまな場所で神職や職員およそ50人が、1年間のよごれを払い清めました。 陽明門では、烏帽子姿の神職と巫女の合わせて4人が、金箔や漆で装飾された彫刻などを傷つけないよう、長さおよそ5メートルの笹竹などを小刻みに振って風を起こして、慎重にほこりを落とし清めていきました。 神職たちが、来年もいい年になるようにと願いを込めてほこりを払う、年末の風物詩に、訪れた参拝客は見入ったり、写真を撮るなどしていました。 日光東照宮では、元日の午前0時から初詣の参拝を受け入れます。
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