【冬服よ、さらば!】あす10日(水)の朝は軒並み10度を下回る花冷えも、週末は一転25度超えの夏日か 近畿ではあす朝が今年最後のコートの出番になりそう
雨の後は花冷え あす10日(水)の朝は上着が必須 遅霜も要注意
きょう9日(火)は太平洋側で激しい雨が降り、24時間で100ミリを超える大雨の所もありましたが、雨は西から止んできており、変わって強い北風とともに寒気が流れ込んでいます。 このため、今夜からあす10日(水)の朝にかけては冷えるでしょう。
あす朝の最低気温は、近畿地方では軒並み10度を下回り、大阪では7度と、冬物のコートを着てもおかしくない冷え込みとなりそうです。 この時期には度々ある花冷えではありますが、今年は3月末から暖かい日が続いていたため、ここまで冷えるのは約2週間ぶりとなります。あすの朝は久しぶりに暖かい上着が必要です。 また、近畿の内陸部では4度を下回り、0度未満の冬日の所もありそうです。霜の降りる所もあるでしょう。 3月末からの暖かさで、農作物の生育が進んでおり、お茶の新芽も育ちつつありますが、あすの朝は遅霜に要注意です。
週末は再び暑く もう厚手の服の出番はなし?
あすの朝は冷え込むものの、あすの日中は日差しが降り注ぎ、空気はカラッとして清々しいでしょう。ただ、金曜日頃からは気温が急に上がります。 この土日も内陸部では25度以上の夏日になるなど、先週末同様、汗ばむ陽気になりそうです。 例年、4月下旬までは近畿でも冬日になるような冷え込みはあるものの、今年の気温傾向の予測結果を見ると、来週以降、寒の戻りを予想している計算はほぼありません。 あすの朝が今年最後のコートの出番と言っても良さそうで、この週末が厚手のものの終い時となりそうです。
桜はいつまで?
満開を迎えた桜は、きょうの強い雨や風で一部散ってしまった木もあるでしょう。ただ、全て散ってしまったわけではなく、満開が遅かった木はまだ花びらが残っていそうです。 週末にかけて桜を散らすような雨・風は予想されておらず、今週末にかけて散りゆく桜をゆっくりと楽しめそうです。 また、例年ソメイヨシノより遅い山桜や造幣局の八重桜が、今年はすでに見頃を迎えており、今週は散りゆくソメイヨシノと共に遅咲きの桜も一緒に楽しめそうです。