センバツ応援ポスターは「奇跡の1枚を撮ろうって」 イメージキャラクターの近藤結良「何回もやり直しました」
【小さい頃は家族で球場へ】 ーーご自身はスポーツをしない? 私は運動神経が悪くて。学校の体育の授業くらいしか運動することがないんです。でも、中学時代は生徒会長をやっていて、生徒会室や職員室に行き来するために階段を上り下りしてたので、足腰には自信があります(笑)。 ーー野球をしたことは? 小さい頃からお父さんとキャッチボールをしていたので、野球自体は親しみのあるスポーツなんです。それに、私は子役をやっていた10歳の頃に『1942年のプレイボール』(NHK名古屋制作/2017年)というドラマに出演したこともあって、野球には縁を感じています。 ーー名古屋出身ということは、お父さんは中日ファン? そうですね。小さい頃は家族で一緒に球場へ応援に行ったこともあります。球場の雰囲気や応援の盛り上がりがすごく楽しかったことを覚えています。 ーー高校野球の好きなところは? これまではテレビでしか見たことがありませんが、みんながひとつの目標に向かって頑張っている姿がカッコいい。目標に向かってひたすら頑張るって、すごく難しいことだと思います。それを、先生たちやサポートしてくれる人も含めて全員が同じ方向を向くって、どんなチーム力なんだ!って。
【涙もろいので今大会も泣いちゃいそう】 ーー高校野球と言えば? 坊主というイメージもありますが、やっぱり涙ですね。私も涙もろくてもらい泣きもよくしちゃう。今回の大会でも一緒に泣いちゃいそうです......。 ーー3月18日の開幕戦では実際に現地で観戦するそうですね。 甲子園に行くのは初めてなのですごく楽しみです! 甲子園はいったいどんな風景なのかワクワクです。風景写真を撮るのが趣味なので、観客席を含めた光景を写真に収められたらいいですね。 ーーどんなプレーを見てみたい? 私、バッティングは「スポッチャ」のバッティングセンターで打ったくらいなんですが、一番遅い80キロでも速すぎて全然当たらなかった。しかも、記者発表で硬球を使ったキャッチボールをさせてもらって、その硬さにビックリしました。あんな硬いボールを同年代の子たちが140キロとかで投げて、打ち返すんですよね? すごすぎです。そういう迫力のあるプレーにも注目したいです。 ーー最後に改めて意気込みをお願いします。 甲子園で夢をつかみとるために努力してきた高校球児のみなさんに、グラウンドの外から少しでもパワーを与えたり、支えられる存在になれるように一生懸命応援したいと思います。ベストを尽くせるよう頑張ってほしいです! 【プロフィール】近藤結良 こんどう・ゆら 2007年、愛知県生まれ。2019年から雑誌『ニコラ』(新潮社)専属モデル。趣味は風景写真を撮ること。特技は初対面の人との距離を縮めるコミュニケーション。オスカープロモーション所属。
武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki