【マイルCS】過去のデータから『消せる馬』、ブレイディヴェーグにナミュール、チャリンも…生き残った“連対候補”は4頭
【企画・消せる馬】マイルCS(G1・17日・京都・芝1600メートル) マイルCSは、京都芝1600メートルで行われる。過去10年(2020~22年は阪神開催)を振り返り、連対が厳しい馬を探った。 ▼前走スプリント戦は… 前走1200メートルの馬は【2・0・0・7】。16年ミッキーアイル、20年グランアレグリアが勝利しているが、いずれも過去にマイルG1を勝っていた。マイルG1未勝利の前走1200メートルの馬は割り引きたい。〈該当馬〉オオバンブルマイ、ウインマーベル。 ▼一気の相手強化では… 前走が重賞以外の馬は【0・0・0・7】。一気の相手強化では厳しい。〈該当馬〉ニホンピロキーフ、レイベリング。 ▼前走のコースに注意 前走が東京、中山、京都以外の馬は【0・0・1・22】。16年ネオリアリズムが札幌記念1着から3着に健闘したが、連対はできなかった。前走が前述の3場以外の馬は厳しい。〈該当馬〉チャリン。 ▼前走完敗では… 前走6着以下の馬は【1・0・1・63】。14年ダノンシャークが前走富士S7着から巻き返したが、同馬は前年のマイルCSで3着に好走していた。G1で3着以内がない前走6着以下の馬は消しだ。〈該当馬〉コムストックロード、アルナシーム、タイムトゥヘヴン。 ▼府中牝馬S組は… 前走が府中牝馬Sは【0・0・1・5】で、22年ソダシの3着以外は全て掲示板外。府中牝馬Sはステップレースとして信頼しづらい。〈該当馬〉ブレイディヴェーグ、フィアスプライド。 ▼大幅馬体増だと… 前走から馬体重がプラス10キロ以上だった馬は【2・0・0・20】。17年ペルシアンナイト、18年ステルヴィオが勝利しているが、いずれも3歳馬だった。4歳以上でプラス10キロ以上の馬は厳しい。〈該当馬〉ナミュール、バルサムノート、マテンロウスカイ(15日発表の調教後馬体重を参照)。 以上から連対の可能性が高いのはジュンブロッサム、ソウルラッシュ、セリフォス、エルトンバローズ。
中日スポーツ