マフラーで有名な「ロッソモデロ」がなぜモータースポーツ部門を?…「全日本ラリー」「筑波タイムアタック」「eスポーツ」で次世代のクルマファンを増やしていきます
モータースポーツ部門を設立
群馬県富岡市に自社工場を構えるロッソモデロは、自動車用カスタム用品の開発、製造、販売を行っている会社です。クルマ好きの間ではマフラーブランドとして広く知られている同社は、2025年に創立30周年を迎えるにあたり、モータースポーツ部門「ロッソレーシング」の設立を発表しました。 【画像】ロッソモデロは2025年で30周年! デモカーのスズキ「スイフトスポーツ」を見る(全6枚)
3つの活動を柱に展開
ロッソレーシングとは、「パフォーマンス」と「サウンド」を追求するロッソモデロが、モータースポーツにおいて新たな挑戦に踏み出すという取り組みだ。おもに全日本ラリー選手権、タイムアタック(筑波サーキット)、群馬県庁eスポーツ部「チーム愛」への支援という、3つの活動を柱とする。主な活動は下記の通りだ。
全日本ラリー選手権への参戦サポート
日本国内最高峰のラリーイベントである全日本ラリー選手権では、引き続き松本選手のサポートを行い、さらに2025シーズンからは兼松由奈選手のメインスポンサーとして支援。参戦車両にはトヨタ「GRヤリス」を提供し、競技クラスもJN-2クラスに格上げし、より高度なレース参戦体制で挑む。
筑波サーキットでのタイムアタック
筑波サーキットは、日本国内でタイムアタックに注目が集まる拠点。ロッソモデロでは、初となるデモカーによるタイムアタックに挑み、製品の性能と信頼性を実証する機会と位置づけて続けていく。
群馬県庁eスポーツ部 eモータースポーツ班「チーム愛」へのサポート
eスポーツは、リアルとデジタルをつなぐ新たな領域であり、ロッソモデロは、群馬県庁eモータースポーツ班「チーム愛」のサポートを通じて、若年層とのコミュニケーションを深め、自動車業界のさらなる発展に貢献するとのこと。 今回、新設された「ロッソレーシング」は、1年間を通して3つの異なる舞台で活動を展開し、次世代のファンとクルマ文化への情熱を広めていくとの意気込みをみせている。今後も注目していきたい。
AMW
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